皆さん恐山はご存じでしょうか?
恐山は青森県にあり、パワースポットとして注目を集めております。
今回はパワースポット恐山へのアクセス方法と周辺にあるおすすめの観光地をご紹介致します。
①属性 風
②相性属性 風・地・水
③所在地 〒035-0021 青森県むつ市田名部字宇曽利山3-2
属性値と相性については「あなたにとって属性と相性の良い神聖なるパワースポットの紹介!!」を参照ください。
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目次
恐山の由緒
青森県にある「恐山」は下北半島の中央部に位置する活火山で、「恐山」という名称にはさまざまな言い伝えがあります。
1つは恐山周辺の山中で、修行中であった慈覚大師が1羽の鵜によって導かれ、湖を発見したという説です。
発見した湖は、慈覚大師が「宇曽利湖(うそりこ)」と名付け、次第に「宇曽利山(うそれやま)」と呼ぶようになり、下北訛りで「おそれやま/おそれざん」になったという説です。
実際には恐山と呼ばれる単体の山はなく、火山活動によってできた陥没地が湖となった(カルデラ湖)宇曽利湖(うそりこ)を中心とした外輪山一帯を総称して恐山と呼びます。
恐山の入り口には、「恐山菩提寺」があります。
「恐山菩提寺」は、慈覚大師が唐に留学中、
「汝、国に帰り、東方行程30余日の所に至れば霊山あり。
地蔵大士一体を刻しその地に仏道を広めよ」
という夢のお告をうけ、帰国後、夢で告げられた霊山を探し歩き、苦労の末、恐山にたどり着いたともいわれています。
現在でも、高野山、比叡山と並んで、「日本三大霊山」と称される神聖な霊場です。
宇曽利湖を取り囲む山々
- 釜臥山
- 大尽山
- 小尽山
- 北国山
- 屏風山
- 剣の山
- 地蔵山
- 鶏頭山
はまるで「仏が座る蓮の花弁」のように見えるという情報があります。
では、どのようなパワーを授かることができるのか、紹介していきます。
恐山のパワースポットについて
霊的エネルギーを引き上げ、肉体的なエネルギーも引き上げるパワースポット
恐山は、あの世とこの世の境目と言われるエリアで、通常のレベルをはるかに超えた「あの世」のエネルギーが流れています。
このエネルギーにより、あなた自身の霊的エネルギーを引き上げることができます。
そのため、視界が急にクリアになることがあるという情報があります。
また、大地のエネルギーも多く湧き出し、あなた自身の肉体的なエネルギーも引き上げることができます。
属性としては「風」ではありますが、水のエネルギーも湧き出ています。
それは下北駅から恐山行きのバスに乗車すると、停留所のない「冷水(ひやみず)」という場所でしばらく停車します。
そこには飲むことができる冷たい湧水があり、1杯飲むと10歳、2杯飲むと20歳若返るというご利益を受けると言われています。
この湧き水は「不老水」と呼ばれていますが、恐山へ入山する前のお清めの水にもなりますのでぜひ飲むことをおすすめします。
さらなるパワーを求めるには
恐山菩提寺を通って入山すると、一帯は硫黄臭が充満しています。
恐山は活火山であるため地熱も高く、地獄を連想させるような風景もあります。
日本全体をよく見ると日本という国の形状は龍体に例えられています。
龍体には「陰」と「陽」のエネルギーポイントがあり、究極の「陰」ポイントが恐山になります。
参考に「陽」のポイントは九州の阿蘇山です。
双方とも巨大な噴火によってできたカルデラのため、現在でも地下のエネルギーが地上に噴出しています。
「陰」と「陽」のエネルギーと大地からのエネルギー、水のエネルギーについて説明してきましたが、もう一つのパワースポットについて説明します。
恐山と言えば、イタコとよばれる方に亡くなられた方の魂を呼んでいただき、会話をすることができるところでも有名です。
この恐山のもう一つのパワースポットとは、あなた自身の迷いや邪心などをすべて捨てて、新しく生まれ変わって下山するという転生(風のエネルギー)です。
参考情報
恐山菩提寺のご本尊は地蔵菩薩であり、総門前に六体地蔵と呼ばれるお地蔵さまが立ち並んでいます。
六体のお地蔵さまは、生まれ変わりを象徴したお地蔵さまで、六種の世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天国)それぞれの苦しみから救い出しくれます。
恐山菩提寺の入り口は鬼門と呼ばれ、死者の魂は鬼門を通過する前に六体地蔵により前世での苦しみや悲しみ、邪心から救い出し、生まれ変わって天国に近い世界へと導いてくれます。
以上のことから、恐山菩提寺はとても強いエネルギーを発しているパワースポットであることがわかります。
恐山へのアクセス
【飛行機】
東京(羽田) ⇒ 青森 1時間15分
札幌(新千歳)⇒ 青森 45分
大阪(伊丹) ⇒ 青森 1時間25分
JRバス東北または弘南バス ⇒ 青森駅 所要時間35分
【JR】
最寄り駅 下北駅
下北駅 ⇒ (JRバス東北/弘南バス ⇒ 恐山
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周辺のおすすめ観光地
(1)斗南藩史跡
#斗南藩 #むつ市 pic.twitter.com/CrsmmUSzdj
— ヨコタトシユキ @ 貨物運送業二代目 (@toshiboh74) August 25, 2018
明治3年(1870年)10月、藩庁の田名部村と田名部川を挟んだ橋梁地帯に、未来の藩の拠点とするために斗南藩が一戸建て約30棟と二戸建て約80棟の小屋を建築しました。
小屋を建築したところに東西に大門を建て、18か所の井戸を掘り、一番町から六番町まで屋敷割りして市街地を造成した場所です。
この造成地では200戸の移住者を受け入れ、陸稲、粟、稗、蕎麦などの多数の農産物と林業や漆器細工の手工業も行うなど藩の発展のために移住してきた人々とともに努力していました。
しかし、その地域ではヤマセが起こるなど農産物を育てるにはとても過酷な土地であったため、収穫は皆無であったそうです。
廃藩置県により藩が消滅し、藩士たちがその地を去り、最終的には50戸になったそうです。
現在では、「旧斗南藩屋敷土塀跡」が残っているだけで、未来の藩のために託した市街地の痕跡は見られないそうです。
昭和11年10月に秩父宮両殿下が斗南ヶ丘に立ち寄られ、昭和18年7月に会津相携会(現在の斗南会津会)によって、高さ5.8mの秩父宮両殿下御成記念碑が建てられています。
(2)早掛沼公園(はやかけぬまこうえん)
むつ市 早掛沼公園 pic.twitter.com/VfccHFBpKn
— かゆゆ (@suika_ok) May 5, 2018
昭和39年から市民の憩いの場として解放され、その後、野外ステージや噴水等の整備を施し、都市公園(風致公園)に指定されました。
桜の名所として知られており、16種類約380本の桜と500株のチューリップ、400株のつつじが、訪れた人々を楽しませてくれる自然の地形を活かした公園です。
また、この公園には、珍しい緑色の桜「御衣黄桜(ぎょいこう)」があり、ソメイヨシノより1週間ほど遅咲きします。
(3)恐山菩提寺
恐山の入り口に建立された寺院で、境内のモデル参拝コースを紹介します。
【モデル参拝コース】
①三途の川
恐山に入ると、最初に見えてくるのは赤い太鼓橋です。
その太鼓橋の下を流れている三途の川を超えて総門へいきます。
②総門
恐山への入山受付を済ませて、門をくぐり、境内へすすみます。
総門をくぐると一番奥にある地蔵殿まで白い石畳の参道が続黄、両側には灯篭が並んでいます。
③山門
荘厳なたたずまいを見せている門の両側には仁王像が立ち、2階には五百羅漢が納められています。
④本尊安置地蔵殿
総門から一番奥にある地蔵殿には、恐山菩提寺の本尊である地蔵菩薩が祀られています。
恐山菩提寺の本尊である地蔵菩薩は、慈覚大師が彫ったと言われています。
⑤無間地獄
本尊安置地蔵殿をお参りしたあとは、いよいよ地獄体験です。
無間地獄の入り口は硫黄のにおいが漂い、あちらこちらから硫黄が噴き出す音も聞こえてきます。
⑥血の池地獄
無間地獄に続く地獄をめぐると、たいていの参拝者は死者の成仏を願います。
⑦宇曽利山湖
地獄めぐりのあとにたどり着くその先に、神秘的で静寂さを保っている宇曽利山湖があります。
⑧五智山
恐山・五智山展望台から❗️ pic.twitter.com/3o9nUV21sI
— 橘康一 (@sengokuage2015) May 7, 2016
五智山は小高い丘のようになっており、展望台にもなっています。
この展望台から宇曽利山湖や参拝コースとして歩いてきた恐山の全景を一望できます。
また展望台には五智如来が祀られています。
五智山展望台からさらにすすむと総門があり、参拝コースの終点となります。
【ランチ情報】
店舗名 霊場恐山 蓮華庵
おすすめメニューは上記の5つです。
店舗名 ステーキワンむつ
おすすめメニューは上記の2つです。
ランチについては食べ放題の時間帯があるため、他のメニューよりもお得感があります。
まとめ
恐山といえば、あの世とこの世の境目ともいわれています。
恐山菩提寺の総門は鬼門であり、死者の魂は門のそばにある六体地蔵の力を借りて、現世から持ってきた憎しみや悲しみ、邪心を払ってもらい、きれいな魂となって次の場所へ移動するそうです。
恐山は青森県内でも有数のパワースポットであり、その理由はおすすめ参拝コースなどで境内を巡回すると、生まれ変わって戻ってきたように感じることから風のパワースポットになっています。
開山期間中に一度訪れてみるのもよいかもしれません。