肉体が滅んでも魂は永遠に生き続けると言われています。

魂も肉体同様に年齢があり、魂の成長が必要な間はずっと輪廻転生を繰り返します。

肉体年齢と魂の年齢は比例しませんから、親子でも子供のほうが魂の年齢が高い場合があるのです。

最近、私が相談にのっている内容でも、子供のほうが親よりも精神面が大人みたいなケースが多く見られます。

これも魂の年齢によるものかなと推測しています。

魂の年齢は生まれ変わりの回数が多いほど高くなります。

それだけ、いろいろな人生経験を積み重ねてきているからです。

この場合は、自分のカルマを解消できずに自殺してしまうケースは入りません。

自殺した場合は生まれ変わり、また改めて人生をやり直すことになってしまうので、魂が年齢を重ねることができないようです。

延命措置もそうですが、人間が勝手に寿命を操作することは見えない世界では禁じられています。

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魂には7段階の成長過程がある

魂の成長過程

魂には7段階の成長過程があり、その段階の中で更に階層があり何度も生まれ変わりながら魂を成長させていきます。

それぞれにおける特徴を簡単に解説していきます。

人間が肉体を持って生まれてくるのは老年期までです。

超越期以降は見えない存在でもある仏様や高級霊など超人的な存在のことを指します。

誰でもいつかは、そこに到達することになるそうです。

今回は生まれ変わりが必要な老年期まで見ていきます。

乳児期

都会からかけ離れたへき地に住んでいることが多いのが特徴。

気温の変化が少ない赤道付近で生活したがります。

魂がピュアで自然と共鳴することができますが、無力で臆病です。

赤ちゃんが自分の身体をどのように使うかに関心を持つように、与えられた世界で生きることを学習していきます。

自然災害や戦争、迫害などをこの段階では経験します。

物事を創造することを苦手とし、子供を持つことも料理も生きるための手段としか理解できません。

幼児期

乳児期よりも生きることへの恐怖は薄れ、物事にある一定の決まりがあり、その中で生きることを望みます。

生きていくための指導者を求めており、法律、規則、伝統などを重んじる傾向があります。

変化を嫌い社会の規律の中で生きることを良しとし、善と悪の存在を信じており同じ宗教を持たない人を蔑視しようとします。

そこに柔軟性という要素はありません。

セックスについては、子孫を作るためとしか理解できないのが特徴です。

病気の治療は即効性のある外的手術や副作用のある強い薬を使い早く治すことしか考えません。

自分以外の存在を危険視することしかできないのです。

青年期

自分の力を試そうとします。

親から独立して自分の手で欲しいものを手に入れることに固執するようになります。

有名大学、いい会社に入り自分は特別な存在だと感じていたいと思うようになります。

地位や名声、富を獲得するためにはどんな手段も使います。

肉体に対する関心が強く美食やサプリメント、美容整形などに高い関心を示します。

死んだら終わりと信じているので、生きているうちに全てを手に入れようとします。

成熟期

大人の意識に向かい霊的にも開眼してきますが、それを使いこなせる精神力が要求されてきます。

精神力が弱いと精神病にかかることもあります。

自殺率がどの段階よりも高く洞察力や認識力、高い叡智を発揮するでしょう。

他人との境界線が薄まり相手の考えが読めるようになります。

成人期にはこれまで使われなかった領域が解放されるので天才的な芸術家や研究者が多く輩出されます

また、人間関係では深い絆を求める傾向があり、物質的なものより感情的満足を優先します。

住む場所には全てが揃っている完全な都市を求めます。

老年期

他人に教える時代に入ります。

自分の宇宙での存在理由について考え、全ての人間が密接に結びついていることに気付きます。

他人と接するときも相手の中に自分との共通点を感じることができます。

ゆっくりと過ごすことを好み、好きなことしかしません。

出世にも興味を感じることはなく、仕事選びも精神的に満足できるかが重要です。

どの段階よりも社会で成功して膨大な資産を築きます。

風変わりな生き方を望み自由に生きることを好みます。

自然や芸術、哲学に触れていると安らぎを感じます。

 

生まれ変わりが必要ない魂に成長すると超越期、無限期へと移行していきます。

魂の年齢を調べることができるテストがあるので載せておきますね。

あなたの魂の年齢を調べてみよう

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魂の年齢が高い人の特徴

魂年齢が高い人

魂の年齢が高い人は他人を傷つけることがないので今世でカルマを作ることがありません。

他人の悪口も言わないですし、どんなときも笑顔で明るく前向きです。

その人の周りにはいつも人が集まって来ます。

魂の年齢の高い人は何度も生まれ変わりを経験していますから、人間の苦悩をとてもよくわかっています。

だから人前で愚痴をこぼすことや悪口を言わないのです。

スピリチュアルに興味があるなしに関わらず目に見えない存在を感じているのも特徴。

魂の年齢が低い人の特徴

魂年齢の低い人

魂の年齢が低いときには、どうしても欲深く物事に執着しがちです。

肉体の本能のままに生きようとする気持ちが強いのでそうなるのですが。

常に生きていることが不安で仕方ないので、お金や地位や物に執着します。

それは魂の経験が少ないことから来ていますが、愚痴や他人の悪口などをよく言うことも特徴です。

基本的に貪欲なので、自分が幸せなことに気付かず感謝ができません。

考え方もマイナス思考ですから、一緒にいる人は嫌な気持ちになることが多いでしょう。

しかし、こういう人はよく見かけると言っても過言ではありませんね。

最後に

魂の年齢

魂に年齢があることがわかってくると、人間が輪廻転生を繰り返す意味や同じ人間なのに、物分かりがいい人と悪い人、性格のいい人や悪い人が年齢関係なくいる原因がわかりますね。

肉体年齢と魂の年齢は同じではないので、そういうことが起こるのですから。

そういう人生のからくりを知らないと、ただ辛い気持ちになったり、この世は不公平だと感じて自分の殻に閉じこもってしまったりしそうです。

ただし、こういう話を魂の年齢が低い人は理解できないかもしれません。

それが悪いことではなく、誰でもそういう時期を通過して魂が成長していくので、そういう意味では平等なのですね。

肉体年齢が10歳でも魂の年齢は1000歳ということもあるわけで、そう考えると大人になっても子供と話すときは神経を遣ってしまいそうです。