この世にはあの世とつながると言われている場所が存在します。

恐山、黄泉比良坂、雄島、月山、補陀洛山寺、六道珍皇寺…。

みんなそれぞれ、そう言われるいわれがあるのですが、訪れた人によると「とても不思議な感じがしたし怖かった」と言う声を聞きます。

常々、私が考えていたことは「肉体を持った状態であの世に行くことができるのか」ということでした。

六道珍皇寺は小野篁が冥界に行くときに使用していたと言われている井戸がありますが、井戸を通じて冥界と行き来ができたのは彼が人間ではなかったからとも想像してみましたが、調べてみると51歳で病死しているのです。

ただし、気になる点が1点だけありました。

それは小野篁が危篤のときのことです。

彼は息子達に自分が死んだことを知られないうちに、すぐに葬儀を行うように命じています。

なんだか不自然じゃないですか?

しかも平安時代で身長が188cmもあったなんて、その点も解せないのです。

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怖かった日光での不思議な体験

霧の先

実は私もとても不思議な経験をしているのですが、あの体験はいまだにどういう意味があったのか解明できないでいます。

あれは元主人と2泊3日の旅行をしたときのことです。

日光に車で出かけたのですが天気はあまりよくありませんでした。

最初の日から最後の3日目まで天気は芳しくなくどんよりしていましたが、夏場でしたので逆に過ごしやすいくらいに思っていました。

華厳の滝を見たり、中禅寺湖で遊覧船に乗ったりと定番コースの旅行をして最後に山に車で向かいました。

山を車で登りだしてしばらくすると霧が立ち込め初めましたが、私としてはずっと天候もイマイチだったし、標高が高くなってきたことで霧が出始めたのだと思っていました。

しかし、霧はドンドン濃くなっていく一方でとうとう前方が見えないほどになってしまいました。

さすがに私も心配になったのですが、「とりあえず中腹があるはずだから、そこまで走行しよう」ということになったのです。

元夫は運転が上手でしたし、霧の中での走行は初めてではなかったので引き返すよりも登ることにしました。

しばらくすると中腹らしき場所に到着しました。

中腹はそこまで霧が濃くなく周囲も見渡せる状態。

「一息つけるね」と話ながら車の外に出ると…。

自家用車が3台停車していました。

「物好きな人は私達だけじゃないみたいだね」と車を見ると、3台とも誰も乗っていないのです。

近づいてよく観察するとどうもここに到着してから時間がそんなに経過していない様子。

さらに周囲を見渡すと公衆トイレがあったので、トイレに入っているのかとよく観察してみると、トイレの扉には板が貼り付けられていて入れないようになっていました。

その中腹は断崖に囲まれていて、他に行ける場所といえば急こう配の発電所がある道だけ。

もちろん、行ってみました。

でも、誰もいなかったのです。

自家用車が3台あって、もぬけの殻ってどういうこと?

この車の所有者達はどこに消えてしまったの…。

結局、答えが出ないまま下山することになりました。

帰りも途中まで霧が濃くて前方が見えない状態。

そして、あるポイントを抜けると嘘のように霧が晴れたのです。

私が感じたのは、「あの世とこの世の境目ってこんな感じなのかな」ということでした。

黄泉比良坂の写真を見たときに改めて実感したこと

インターネット上で黄泉比良坂(よもつひらさか)を訪れた人の写真を見たときに実感したことは、自分が体感した光景とそっくりだった点です。

あの靄のかかった感じが私が日光で見た光景とそっくり。

この世と思えない何ともいえないまがまがしさ。

道中は霧でしたが靄という表現が近いかもしれません。

心霊写真とはまた違った違和感と恐ろしさが伝わってきて、思わず日光での出来事を思い出してしまいました。

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あの世はこの世と仕組みが違う

あの世の仕組み

あの世とこの世の仕組みが違うことはもうかなり以前から言われていることです。

諸説ありますが、何でもできてしまう神様が不自由さを体験するためにこの世を作ったとも言われていますね。

この世では移動するには歩くか乗り物が必要ですが、あの世ではイメージした瞬間にその場所に移動しているとか。

何でも思い通りになるので辛いことはないそうです。

いいですよね。

何不自由ない空間にいられるなんて。

人間は量子が集まってできているので死ぬとまた量子に戻るのだそうです。

魂は自分と同じ波長の集まる場所に帰っていく。

それがソウルメイトという言い方もされていますが。

そして人間の記憶は脳に記憶されるのではなく魂にされるのでしたね。

肉体がほろびて脳を失っても前世の記憶があるのは魂に刻まれているからです。

これは余談になりますが、自殺をすると自分の死ぬはずだった年齢まで、ずっと自殺を繰り返すそうです。

恐ろしいですね。

やはり、どんなにいろいろなことがあっても乗り越えることができない出来事は起こらないので、乗り越えて行くことが大切になってくるのですね。

最後に

見えない恐怖

怖いです、書いているときにパソコンがフリーズして動かなくなってしまいました。

以前も稲川淳二の恐ろしいと有名な人形の話を動画で見ているときに鳥肌が立って、パソコンが勝手にダウンしたのですが。

どなたか邪魔しているなんてないですよね…?

気のせいだと思いたいです。