占い師に自分の運勢を占ってもらって、スッキリして帰途につくことがほとんどですが、たまに「納得いかないな〜」と思うこともあります。

例えば、仕事が順調なのに「仕事運が低下しています」なんて言われたら、なんのこっちゃという思いになりますよね。

そんな現実と占いのミスマッチにどう対処するかをまとめましたので、参考にしてみてください。

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はじめに:占いの立ち位置

はじめに:占いの立ち位置

タロットに限らずどんな占いでも、占いに強制される人生を歩むべきではありません。

占いとは補助的な役割として考え、主体性を持って自分自身が運気を切り開いていくことがベストだと言えます。

もし、占い通りに行動して失敗を体験しても、占い師や占い自体が責任を取ってくれるわけではないですし、自己責任という話になってきます。

占い結果よりも大切なことは直感を信じること

占い結果よりも大切なことは直感を信じること

占いで出たいい鑑定結果にしろ、悪い鑑定結果にしろ、忠告は頭の隅に入れておくくらいの気持ちでいいです。占いは運勢をみますが、その運勢に逆らってチャンスを得ることも可能です。つまり……

鑑定結果は絶対ではないのです!

ここでは、占いの結果における行動パターンを挙げてみますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:事業が失敗すると言われた

占いの現場では金運を見てほしいという依頼がかなり多いです。いい鑑定結果ならいい気分になりますが、「あなたのビジネスは悪化するでしょう」と言われることもあると思います。

そんな時「あぁ、失敗するんだ」と落胆せずに、自分の直感を信じて運命を変えるという勢いで事業に取り組むと、占いの鑑定結果を覆すことが可能です。

2:恋人と別れると言われた

恋愛問題も鑑定で多い依頼の一つです。「やがて別れるでしょう」と言われたらいい気がしませんよね。「どうせ別れるから」という態度で恋人に接していると、忠告が現実となってしまいます。

「占いでいい結果が出なかったけど、占いは占いだし気にすることないよね。」

と、気軽に考えて恋人のことを思いやる生活を続けたらきっと運命は変わります。

3:AかBか迷っているが占いではAがいいと言われた

どちらにすればいいですかという相談も占いの現場では頻繁に起こります。

「占いではAがいいと言われたけど私もそう思う!」という決断なら大いにありだと思います。

しかし「AかBか迷ってるけど占いでAと言われたからAにしよう。」という決断はやめましょう。人生において大事な物事を決める時に、鑑定結果に振り回されては元も子もないです。

この状況で必要なのは鑑定結果ではなく、自分の直感だということを頭に入れておくべきです。

4:受験に成功すると言われた

占い好きには学生さんも多いです。例えば、志望校に合格しますかという問いはよく尋ねられる質問です。

ここで「大丈夫!合格します!」という鑑定結果なら要注意!

過度の安心が日々の勉強の障害になる可能性があります。運勢というのは毎日毎時間常に変化しています。

志望校に受かりますよと言われて、だらだらした結果、もう一度占った時に悪い鑑定結果が出てくることなんてザラにあるのです。

ですので、成功は自分で掴むものだということを意識しましょう。

5:生死に関わる問題

生死を占う占い師さんはごく少数です。なぜかというと、人の生死にまつわる鑑定結果を相談者に伝えることは禁忌とされているからです。

気安く「死にます」や「事件に遭遇します」と言ってくる占い師には注意しましょう。

ただし、タロットカードでいうと「戦車が逆位置」で出た場合、車の運転に注意したほうがいいという暗示なので、安全運転を心がけるといった対策をすると、不意の事故を防ぐことができると思います。

相手をビビらせるような占い師には要注意ということですね。

5つのポイントで共通して言えること

それは、占いは占いとして割り切るべきだということです。私自身、タロット占いにたまに行きますが、鑑定をしてもらうというよりも、カウンセリングしてもらうという意味合いの方が大きいです。

もちろん忠告もされますが、「気をつけよう」と少し意識するだけにとどめています。

ある程度場数を踏んだ占い師なら、鑑定が当たることが数多くありますが、それは占いがそうさせたのではなく、自分の行動が引き起こした結果だということです。

ですので、鑑定結果に振り回されてはいけないことを覚えておいてください。

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自分の直感を信じることとは

自分の直感を信じることとは

占いは楽しいですが、デメリットとして鑑定結果のマインドコントロールに縛られてしまう傾向があります。

占い師が「今は動くべきではない」と忠告すると、せっかくチャンスがやってきているのに、それを逃してしまう危険性だってはらんでいるのです。

では、鑑定結果に縛られない方法は何か。

それは「占いは補助と考え、基本的に自分の直感を信じる」ということ。

あなたの運勢や日常生活は占いによって構築されるものではなく、自身の主体性によって成り立っていることを意識しましょう。

占いに依存してしまう人の特徴

占いに依存してしまう人の特徴

ここまで鑑定結果よりも「自分の直感」を信じよう!とアドバイスしてきましたが、中には週に何回も電話占いを利用する方もおられるようです。

そこで、占いに依存しやすい人の特徴を挙げてみました。

  • スピリチュアリズムを過度にとらえている
  • 占い結果に満足して努力をしない
  • なんでもかんでも占ってもらう

一つずつ見ていきましょう。

スピリチュアリズムを過度にとらえている

世間ではスピリチュアルというジャンルが大いに盛り上がっています。社寺巡りやパワースポットなどに出かける方もだいぶ増えました。

皆、自分の願いを手を合わせて唱えています。

それ自体はいいのですが、一部の方には「神様やスピリチュアルパワーが何とかしてくれる」といった他人任せな考え方の方も多いです。

問題を解決するのも、幸運をつかむのも自分の意識次第ということを忘れないようにしたいですね。

占い結果に満足して努力をしない

極端な話「いい人が現れます!」と言われてウキウキしながら家にこもっていては何の変化もありません。

鑑定結果は未来の自分の鏡と言われますが、自分から動いていかないと運気も上がりませんし、占い師に文句を言っても「自己責任です」と言われてしまいます。

普段の善行や努力なしに、いい鑑定結果は現実のものとならないのです。

なんでもかんでも占ってもらう

いつも見ていただいている占い師から聞いたのですが、「夕食は何にすればいいですか?と」いう質問から「今日は出かけた方がいいですか?」など、もう占いにどっぷり浸かっている方も実際いらっしゃいます。

占ってもらったら運気が上がると勘違いしている方だそうです。

占いとは一つの方向性を示すものであり、それを参考にするもしないも個人の自由です。占いが仇となって自分の気持ちを殺してしまわないように注意しなければいけません。

まとめ

昨今のスピリチュアルブームで占い市場はかなり活発なものとなっています。みなさん悩みや不安があることが伺えます。

私も占いは好きですし、スピリチュアルを否定する気も全くございませんが、自分のことは自分で決めるということは大切だと感じています。

もし「今日は出かけるな」とカードが忠告してきても、「出かけた方がワクワクする!出かけたい!楽しそう!」という気持ちなら自分に正直になって出かけます!

あなたも、自分の本当の気持ちと占いの鑑定結果を照らし合わせてみて、自分はどうありたいかをよく考えましょう!